施主 | 柏駅前内科・皮ふ科 https://www.kashiwa-ekimae-cl.com/ |
設計 | 株式会社アプト |
施工 | 野原ホールディングス株式会社 Reconextカンパニー |
工期 | 2020年2月~2020年3月 |
住所(所在地) | 千葉県柏市 |
施主 柏駅前内科・皮ふ科 院長さまより
“私自身は、シックな感じをイメージしていたので受付や待合室の床も暗い感じの予定でしたが、現場で合わせてみたところ窓から入る光の感じでシックにならなかったため、設計会社様からご提案頂いた明るい色味の今の床材になりました。全体的に明るく清潔感のある雰囲気になり、患者様にも大変好評です。
自分が選んだ、書類棚や医療機器等の寸法を事前にお伝えしておいたのですが、実際に施工が終わった後に設置したところ、寸法通りに壁の間に収まり、無駄のない空間が作られていてシンデレラフィットを感じられました。3D図面と現場での確認とで、工事の進行とリアルに仕上がりをイメージできましたし、スピーディーかつ丁寧に対応いただき感謝しています。”
Reconext(リコネクスト)カンパニー 施工 3つのポイント
1.受付・待合室は、色調コントラストで開放感と柔らかな印象に
施主の要望を踏まえた上で、奥に見える大きな窓と吹き抜けを最大限に活用して、開放感のある受付・待合室にしました。
2.レーザー室に併設したパウダールームは、施術後の患者さまに嬉しい特別な空間
開放的な受付・待合室とは対照的にシックで落ち着いた雰囲気のパウダールームは、まるでサロンにいるような特別な時間を過ごす空間として演出ができました。
施術後の状態が気になる患者さまも、周囲を気にすることなくきれいに身だしなみを整えることができます。
3.自動ドアとスロープで、子育て中または高齢の患者さまにも配慮
既存の片開きドアを撤去し、開口に合わせて自動ドアを設置。
自動ドアにしたことで、ベビーカーを引いた方や杖をついた方がクリニックに出入りしやすくなっています。自動ドアは手に触れないため、衛生的な配慮としても有効です。
デジタルツールと現場実査のハイブリッド対応で、短工期でも発揮された施工力
デジタライゼーションをビジョンに掲げる野原グループのReconextカンパニーは、現場の課題解決にデジタルツールを効果的に取り入れました。
課題 | 解決策 |
現場監理 工期が1ヵ月と短い計画のため、工程管理、搬入調整が難しい |
工程管理システムの活用 現場の詳細な情報が確認できる工程管理システムを活用。細かい納まりについて、システム内に保存した写真データを使い、現場に行かずとも遠隔でのやりとりで協力業者との合意形成ができ、協力業者の出戻り作業(工事のやり直し)が発生しなかった。 野原グループの商社機能による資材の納品調整 |
図面と現場の寸法誤差 (医療行為に必要なスペース確保) 改修工事では、寸法誤差があり、5㎝狭くても運用やコストに大きく影響する |
3D図面と現場実査のハイブリッド対応 医療機器や診察内容でのスペースの確保が重要。 施主である院長さまには、3D図面での事前確認に加えて、図面との誤差が大きい部分は現地の墨出し時に目視で利用シーンをイメージして頂いた。使用機器の原寸サイズの段ボールを作って置くなどして、移動や作業のし易さ等を肌で感じてもらう工夫をした。 |
納得のいく仕上りとコスト | 工事の状況に応じた仕上がりイメージの醸成 3D図面による事前確認と現場実査をこまめに実施することで、院長さまは工事の進捗とともに仕上がりイメージを実感。工事状況と仕上がりイメージにギャップが生まれなかった分、出戻り作業(工事のやり直し)による追加コストが発生しなかった。 |