リノベーションカンパニーコラム開業地決定後、物件を絞り込む上で最低限確認する必要があるものは?
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開業地決定後、物件を絞り込む上で最低限確認する必要があるものは?

開業地がある程度決定すれば、何処の物件にするか絞り込むステップへ進むことになります。
今回は、物件を絞る上で最低限確認しなければいけない内容をお伝えいたします。

最低限確認する事項とは?

代表的な項目を挙げると6点になります。
① 物件の間取り
② 窓の方向性
③ 電気の容量
④ 給排水設備
➄ 天井の高さ
最低限確認しなければならない事項で6点なので、細かく確認すれば当然数は増えていきます。
今回はこの5点について、1つずつ見ていきましょう!

① 物件の間取り

建物の高さや部屋の広さ、間取りなどが診察に適しているか?
医療モールに入っている物件であれば、こちらの条件を満たしていると考えられます。
建て貸しやテナント物件の場合は、やりたい診察に適しているか確認する必要があります。

② 窓の方向性

もし窓が設置されている物件であれば積極的に活用していきましょう。
近年におけるコロナ禍であれば、換気の目的として大いに役割を果たしてくれます。
また、外から太陽光が差し込むと室内もより一層明るくなりますね。
しかし大きな窓を構える場合は要注意です。
診療科目によっては好ましくないケースもあります。
例えば、心療内科だと他の人から見られる可能性があり、人の目を避けたい患者さんもいらっしゃることでしょう。
この場合は、プライバシーを重要視した上で、患者さんにとって居心地の良い空間を設計する必要があります。

③ 電気の容量

診療科目によってはレントゲン装置やMRIなど、消費電力が大きい医療機器が複数必要になります。
一般的なテナント物件では、十分な電気容量が確保されていない場合が多いです。
その場合、電気容量を上げる為の工事が必要ですが、分電盤の有無、ましてや分電盤が付いていてもブレーカー数が不足の場合は新規で設置する必要がでてきます。
またブレーカーが付いていても、ビル全体の電気容量が不足しているケースも見受けられます。
その場合はキュービクル(ビル全体の変電設備)の電気容量を増やす、キュービクルからテナントの区画まで幹線を引き直したりする必要があります。

④ 給排水設備

給排水設備だけでなく、水回りの設備も同様です。
トイレの大便器や消毒台シンクで使用し連結される給排水管は、床下や壁面内に設置されるので隠蔽された状態になります。
内装工事ではこれらを配管する場所によって、床を上げたり壁を厚くしたりプラン上の変更が生じてきます。
仮に床下に配管を設置する場合は、床下にスペースを設けなければなりません。
そうすると・・・
・床の高さを上げる→天井の高さが低くなる
・床の高さを上げる→床の段差が必要になるケースあり
・床の下地組みをやり直す必要もあり

➄ 天井の高さ

クリニックでの天井までの高さは、導入したい医療機器によってはある程度の高さを確保する必要があります。
天井高さが2.5m以上あると広さを感じられるかと思います。

その他にも、居抜き物件や承継物件、以前あったクリニックの評判なども注意が必要です。
改めて今後のダイレクトメールでもお伝えします。

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